絶対音感
もう一つ、ピアノネタです。
ブーニンの音感は、非常に良いです。 絶対音感というものですが、ブーニンは幸か不幸か、生まれつきこれを持っています。
小さい頃から楽器を習っている子の多くは、
例えばピアノでどれかの音を聞いて、それがドレミファソラシドのどの音かを当てる事が出来ますが、ブーニンのように「絶対音感」を持っている子は、楽器ではなく、例えばコップをスプーンで「カーン」と叩いた音や、時計のチクタクという音まで、全てをドレミファソなどの音階に置き換える事が出来ます。
幼稚園に入って間もない頃に
「救急車のサイレンの、シーソーシーソーって、途中からシ♭-ソ♭-シ♭-ソ♭ になるよね。」
と、自らドップラー効果に気付いていて(おそらく、耳が良くて勉強に役立つのは、この事だけだと私は思う^_^;)
その後も、
「あの救急車のサイレン、変だね。
ド♯-ラ♭-ド♯-ラ♭ とか言ってる(≧∇≦)!」
とか言ったりするんですけど、誰も
「ホントだ!」って共感してあげられず、申し訳ないです。
もっと酷いのは、私が鼻歌を歌う度に
「お母さん、いい加減に、ちゃんとした音覚えてよ❗️ 全然違う‼️」と
駄目出ししまくり。
私、カラオケではちゃんと音外さないで歌えるんですがね。ブーニンには、転調して歌うことは、違う歌を聞いているのと同じことみたいです。^_^;
「ド」は、ちゃんと「ド」じゃないとダメみたいです。ハ長調の歌をト長調で歌ってはいけないという事です。めんどくさ^_^;
先日は、我が家で私の母が、鼻歌歌っていたんです。気持ち良さそうにビブラートかけまくって。
そうしたら
「おばあちゃん❗️ビブラートさあ、ファミファミファミ〜の方がいいと思うよ。」って言い出しました。
誰も意味わからなくて、ポカン(・_・;。
詳しく聞いてみると、母のビブラートは、ファドファドファド〜みたいに、幅が広いらしいのが、ブーニンには違和感があると言いたかったようです。
学校でも、周りの子が歌う時に、音を外すのが最初は頭にきていたようですが、最近は慣れたようです。(みんな、ワザと外しているんじゃないんだよ、仕方ないんだよって私が散々言って聞かせた効果です^_^;)
給食の時に流れる歌がテレビで流れる歌とは調が違うとかも、受け止められるようになりました。
絶対音感って、あんまり、役に立つ事ないんですが、ピアノで新しい曲を覚える時だけは役立つようです。ただし、ピアノの腕が上がるとは限らないと思います。^_^;