4年の夏休み
もうすぐ夏休みです。
昨年までは、ブーニンの夏休みの大きなイベントといえば、「ピアノのコンクール」でした。
ブーニン、もしかしたら、この名前で見当がついていた方もいるかもしれませんが、
「ピアノ弾き男子」です。
私も子供の頃10年近くピアノは習っており、ソナタの数曲弾いたくらいのレベルで終りましたが
ブーニンにはあっという間に追い抜かれてしまいました。
ブーニンは生まれながら絶対音感と音楽センスに恵まれていて
指さえ届けば、かなりの難曲を弾きこなすことができます。
(前回の発表会では、ショパンの某エチュードを弾きました。)
4歳でピアノを習って以来、ピアノの先生から毎年夏はコンクールへの出場を勧められていたのです。
それがそれが、ほんと大変なのです!!
基本1時間以内の練習ですが、コンクール間際の夏休みになると3−4時間の練習もありました。
それでも時間が足りなかったのですが、本番の強さ?のおかげか、どのコンクールでも入賞させて頂いています。
コンクールへ参加したことのある親御さんでしたら、わかって頂けると思いますが
コンクール前のピリピリ感ったらないですね。
その1回きりの本番にピークをもっていくために、まさに「完璧」を目指すんです。
幼いブーニンには、いろいろ大変な思いもさせました。
今の受験勉強に通じるものも沢山あります。
はっきり言って、あのピアノ練習に比べたら、今の勉強なんてまだ「へのカッパ」ですよ。
あ、言い過ぎました。(苦笑)
でもそれくらい、比にならないくらいのプレッシャーが私にはありました。
「間に合わせなきゃ!」と。
本人は自覚ないので、ヘラヘラしてましたが。。
その態度に、何度、キレたことか。
何度、ブーニンを泣かせたことか。
勉強でそうなった事は1度もないのですが。。
(反省を込めて、勉強ではそうならないよう気を付けたいと思います^^;)
今よりもっともっと幼いブーニンでしたから、自覚がないのは仕方なかったのです。
でも親子で、沢山のことを学べたのは、何事にも変えられない経験です。
最高の演奏をした時の達成感、そのご褒美としての表彰式は、ブーニンの財産です。私も数々の感動をもらいました。
(って、終わった話みたいですけど、実は今年の冬にまた大きなコンクールに参加予定でいます。)
おっと、話はこれではなく、今年の夏休みのことです。
毎年受けていた、夏のピアノコンクールを今年は受けないことに決めたのです。
なぜかというと、勉強じゃないですよ(笑)家族旅行です(笑)
今まで、ピアノ練習のために行けなかった、海外旅行に今年はどうしても行きたくて。
来年からは、勉強で忙しくなりそうだし。今年の夏期講習はスキップです。
自宅で勉強頑張ります。。