重松清がエロい?
皆さんのお子さんは、もう重松清の短編集「小学5年生」を読まれてますか?
この本は、中学受験されるお子さんに塾などから薦められる事も多く、特にタイトル通り、5年生で読まれるお子さんが多いのではないでしょうか。
ブーニンは第一子で、性教育と言えば学校で少しは学んだくらいで、かなり幼い方。そんなブーニンには結構、刺激が強かったようなんです。
この「小学5年生」を読み終えたブーニンは
「◯◯(塾のクラスメイト) が前に、重松清はエロイって言ってたけどさ、やっぱりエロイよ。この本もかなりエロイ。」
と言ってきたので、
(そんな性描写があるのかしら?)
と 「どこが?」と本をペラペラしてみると、
「ここだよ、この辺。ほら、エロイでしょ?ね?」
と、「モコチン」という短編の中のあるシーンを指差して、訴えてきました。
なるほどね。。小学5-6年くらいに起こる、身体の変化について、主人公の男の子の目線で赤裸々に描かれていました。ブーニンには刺激が強い単語も多いし、女子の生理についてもかなり赤裸々に文字になっています。男子目線で。
「ふーん。確かにね。。でも、よくある事なんじゃないのかな。そんなエロイって程でもないよ。エロ本っていうのは、こんなもんじゃない。」
すると、側にいたイマール君が
「あ!エロ本ならね、◯◯公園にこの前落ちてて、◯◯君とか◯◯とかが、スゲ〜見てるんだよ!」
「えー!? なにそれ! どんな本なの?」と、くいつくブーニン。
「なんか、おっぱい丸出しの女とか、チ◯◯丸出しの男とかの写真がたくさんあるの。オレは、ちらっとしか見てないんだけど(;^_^Aいや、ほんとに!
オレは、そんなの見るのやめなよって注意したんだけどさ〜、あいつら、ずっと見てたんだよ。」
まったく、まだ9歳の男子どもが、公園で何してんだ!? イマールの大興奮して見てる姿が目に浮かぶ(ーー;)
それ以前にそんな物、公園に忘れてく人、どこの誰ですか!?
するとブーニン、 真顔で
「お母さん。。エロ本って、何のためにあるの?」
と聞いてきました。
さあ、困った。いきなりそんな質問されても…
「何のためかね。。そういうのは、男子が見るんじゃないの?思春期になると。お母さんは、女子だから知らないΣ( ̄。 ̄ノ)ノ」
「思春期って?」
「え、思春期も知らないの?それくらい辞書で調べなさいよ。」
「うん、そうだね! ついでに『エロ本』も調べよ。」
「エロ本は辞書に載ってない、と思う。^_^;」
「あ!あったあった!」
(マジで? 恐るべし、電子辞書!)
「えっとね、
扇情的な写真など、性的描写を中心とした本の俗称? だってさ。
なんか、よくわかんない。
ねぇ、お母さん、エロ本って何なの? うちにもある? 」
「ないよ!(ーー;) つーか、そういう事はお父さんに聞いてよ。」 (←早くこの話題終えたい)
「いや、お父さんは、ちゃんとしてる人だから、エロ本なんて読む訳ないよ!」
「……Σ( ̄。 ̄ノ)ノ そ、そうか、な。。」
「つーか、そんな本、どうやって手に入れるの?」
すると、また9歳児のイマール君が
「セブンイレブンに売ってるよ!」
「な、な、なんであんたがそんな事知ってるの?(=゚ω゚)ノ」
「え、だって、本とか置いてあるとこに、あるじゃん。今日コンビニでね、エロ本の前にずっといるオジさんいたよ。多分、買おうかどうか迷ってたんだよ、あれ。」
(さすが、人間ウォッチが得意なイマール(ーー;))
「逮捕されないの?」と、ブーニン。
どこまでもコメントが世俗離れしてるんだよな、ブーニンって^_^;
1冊の読書から、少し変な話題になってしまった我が家ですが、これも成長かな。。
読書で、世界が広がる事だけは確かですね。