弁当箱事件

春期講習2日目の昨日、ブーニンは、お弁当箱や水筒の入ったバックを、電車に置いてきてしまい、駅まで迎えに行ったブーニン父と、駅員さんに掛け合い、なんとか見つかるように手配をして、見つかり次第連絡をくれるという事で、帰宅しました。


春期講習中のブーニン、1人電車で塾に通うのが嬉しくて嬉しくて、初日も帰宅後、電車内で流れるアナウンスを、英語バージョンまで覚えてきました^_^; この日も、電車内にある路線図を見ながら、ある路線の全停車駅を、乗車時間のわずか数分で覚えようと、必死だったようで、そんな駅名の記憶と代償に、弁当バックを置いてきてしまったらしいのです。。´д` ;


帰宅後、ピアノ練習まではなんとかやったのですが、なかなか弁当バックが見つかったという連絡がない事に、そわそわしだして

「まだ連絡来ないね。どうしたんだろ。」


「なんで、まだ見つからないんだろ。」


と、もう頭の中は、あのバックを失くしてしまったかも、という焦りで一杯になってしまいました。


夕方になり、こちらから電車の忘れ物係まで問い合わせしても、見つかっていない、届けられていない、という返事。


この段階で、私は、もう見つからないだろうと諦める事にしました。


「ブーニン。残念だけど、電車なんかに置いてきたら、見つかる方が珍しいよ。


置き去りにされたバックはね、誰かが

お財布とか入ってると思って、持っていっちゃうんだよ。で、中を見て、『なんだ、弁当箱かよ』って思って、ゴミ箱に捨てちゃうんだ。」


そんな話をして、なんとかブーニンを納得させようとしたのですが、ブーニンはどんどん涙目に…。


「えー! あの弁当箱、まだ買ったばかりじゃん!

どうすんの〜?」


そうなんです。失くした弁当箱は、ブーニンが5年になって塾で温かいカレーなどを食べれるように、保温のやつを買ったばかり´д` ;


「まあ、そうなんだけどさ、不幸中の幸いっていうかさ、弁当箱の中では安いやつだったから、まだ良かったよ。水筒も、古くて買い替えようと思ってたやつだし、バックは輸入品屋さんでタダでもらったやつだから。ブーニンのお年玉から2000円くらいもらえば、また同じの買ってあげられるよ。それに、行きに失くしてたら、お弁当食べられなかったけど、帰りで良かったじゃん?

この失敗を、これからの人生に生かせれば、安い方だよ。」


などと言っても、ちっとも諦めがつかないブーニン。


「でも、見つかって欲しいなー。見つからないかなー。」


と、勉強どころではなくなってしまったのです。

しかも、そんな事ばかり言うブーニンを、弟のイマール君がからかったものだから、いつも仲良し兄弟に喧嘩勃発!!


呆れ顔でからかう弟に対し

「うるせ〜!そんな事言うと、ぶっ飛ばすぞ!!」

と、ブーニン号泣…^_^;


結局、頭の中は愛着ある弁当箱の事で一杯のまま、ろくに勉強も出来ないまま、寝る時間に^_^;


はあ、切り替え出来ないブーニンだな〜。

物への執着、半端ないです…^_^;


さて、寝る時間になり、ふとブーニン父が言いました。


「本当に電車に置いてきたの?」


そしてブーニン、考えました。


「もしかして、弁当バック、塾に置いてきたかも!?やっぱり電車になんか、置いてないと思う、オレ。」



………??



はあ〜〜⁉️ 今さら、それ思い出すか⁉️


散々、大騒ぎして、周りを巻き込んで、勉強出来なかったくせに…?


そして、翌日の今日、塾で弁当バックを見つけたブーニンだったのでした。


写真は本日の弁当。



今日は、このわっぱ弁当箱に、昨日忘れた保温弁当箱の2つの弁当箱を持ち帰ったブーニンでした^_^;

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