入試報告会にて

先日、ブーニンの通う校舎の入試報告会に行ってきました。昨年は行ってないので初です。


この校舎の2016年受験者の、どのくらいの偏差値の子が、どのくらいの学校に合格しているのか、チャレンジした子の中で、どれくらいサヨナラ逆転ホームランを打っているのか。面白かったです。

もともと、この校舎の3年くらいの実績は見ていて、規模が小さい割に、難関校に合格出してるな、という印象があります。


実際にデータを細かく見せてもらうと、

「こんな偏差値の子が、こんな難関校にチャレンジしてて、合格しちゃうんだ!(゚o゚;;」

と、驚きます。


中学受験初心者のブーニン母には

「中学受験とは、こういうものなんだ〜」と、すごく勉強になりました。根本から考えが変わりました。


というのも、私はこれまで、

「第1志望校のR4偏差値(合格80%偏差値) とは、それに向けて勉強し、受験する頃には限りなく到達していなくてはならないもの」だと思っていました。まあ、原則そうなのかもしれませんが、現実はそうでもないのです。


例えば、わんわん中学校(仮名) のR4偏差値が偏差値60だったとして、そこを第1志望校として受験する子の中で、R4の偏差値60に到達しているのは、ほんの少数(8%くらい)なことも多くて、大多数は届いていないまま受験しているという事。しかも、ちょっと届いてないどころか、かなり下まわっている子(例えば55以下)もチャレンジし、合格をもぎ取っているのです。こういう逆転ケースは、あるのは知っていましたが、すごい稀なのかと思っていましたが、よくあるといっても過言ではない?ほど。


別の視点でいうと、R4偏差値に届いていれば、もうほぼ確実に合格しています。(うちの校舎を見る限り。) もちろんレアケースでは「合格は確実」と言われながら、不合格になる事もあるでしょうが、実際ごくごく稀なのでしょう。


ですから、持ち偏差値よりも上の学校を第1志望校としてチャレンジして、いかに合格を掴み取るか、が大多数の子の「中学受験」。そういう意味では、うちの校舎、かなり無理そうな第1志望校に合格させているので、なかなか頑張っていると思いました。(一見やる気なさそうに見える校舎なんですが、意外^_^;)


でも実際のところ、塾がいう「第1志望校」とは、俗にいう「チャレンジ校」なのかもしれませんね。受験する親子にとっては、その第1志望校は「受かればラッキー」で、第2志望校こそが「本命校」だったりしますよね。


「第1志望校に合格出来るのは、たったの3割もいない」と言われるのは、こういう事だったんだ、と納得しました。

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