夢と現実
今朝、ブーニンを起こしに行った(目覚まし時計が全く機能していない)ら、ブーニン寝ぼけて
「またカリテ、出来なかった…´д` ;)
ってボソリ。
え?いつのカリテ? この前、まあまあ出来たじゃん?
そしたら、ようやくブーニン目が覚めて
「あ、夢か! ^_^; ベッドでカリテの解き直しやってる夢だった…」
って……!
ブーニン、ついに夢の中でも勉強するようになったか。。最近勉強頑張ってるとはいえ、せっかく夢の中なのだから、大好きな電車乗ったり、空飛んだりすればいいのに。。^_−☆
さて本題です。
今日、ブーニンの学校では、10歳の記念式(俗に言う、2分の1成人式) がありました。
内容は色々で楽しませてくれましたが、ブーニン伴奏の全員合唱で涙している保護者が多かったのに対して、私は伴奏のピアノの音ばかり聞いてしまい、合唱の声が耳に入ってこなくて…泣けませんでした^_^;
式の終盤、一人一人、将来の夢を語るプログラムがありました。ブーニンはそのスピーチの中で
「僕は、将来ピアニストになります!!」と、宣言していました。
ピアニストか。。。
母は知ってるよ。幼稚園の頃はピアノの練習嫌いでよく練習しながら私と言い合いになったり、泣いたりして嫌がっていたけど、いつからか、ピアノが弾ける事が、ブーニンにとって大きな自信となり、誇りとなり、大事な自己肯定感を身に付けさせてくれて、今のブーニンがあることを。
そして、時々口にする
「オレ、大きくなったらピアニストになろうかな。」
言われる度に
「そんな練習量で、なれる訳ないでしょ。ピアニストなりたいなら、もっと練習しなきゃ。」
とあしらってました。
式の最後に母親たちを前にして、それぞれ感謝の言葉を述べた後、サプライズでお手紙をくれたのですが、その手紙の中の最後は
「10年後は、ピアニストになろうと思います。これからの10年間も、僕を見守り続けて下さい。」と締められていました。
ブーニンはまだ10歳。ピアニストになるという事が、どれくらい現実として難しいか、わかっていない。
例え、大きなコンクールで優勝したとしても、食べていけるだけのピアニストになれる訳ではないのです。
音楽で食べていくのは大変に違いないです…。
音大を出て、もしピアニストになれなかったら、学校の音楽の先生とかになるのかな?でもピアノが得意だからと言って、人に教えるのが得意とは限らないし。。
今までピアニストになる事に反対した事は一度もないけれど、正直、ピアニストは無理だと思っています。いや、正確に言えば、音楽の才能はあるとは思っているのだけど、ピアニストなるだけの過酷な練習に耐えられる才能がないです。
それでも、いつかどうしてもピアニストになりたいとブーニンがいうなら、私もブーニン父も全力で応援すると思います。
ただ、今は、中学受験に向かっている今は、ピアニストとは別の方向に向かっているという事を、ブーニンは気づいていないのか、気づかないふりをしているのか。。
こんなに塾で勉強やってるのに、あの学校に行きたいな、とか言ってるのに、ピアニストになりますなんて宣言して、一体どういうつもりなんでしょう…?
取り留めのない文章になってしまいましたが、今の複雑なブーニン母の気持ちです。