ゲームは 怖いと信じてる

早いもので、もう今年もあとわずか。

年賀状の準備もまだだし、家の掃除も進んでおらず、クリスマスプレゼントの仕入れ?もまだな我が家です。


ブーニン、今年のプレゼントには、ラジコンが欲しいとか…^_^; ラ、ラジコンって、古くない?^_^; なんか私の中では、30年前のスネ夫みたいな子がラジコン買ってもらって、のび太みたいな子に見せびらかしてるような、そんな懐かしいイメージで、今時ラジコンで遊ぶ子いるの?と思うのですが、本人欲しがってるので、そろそろサンタさんにお願いしようかと思います^_^;


実は私、何年も前から「いつ、ブーニンはDSとかゲームを欲しがるだろう」と、少しビクビクしています。今の時代、95%くらい(私の体感的に)がゲーム持っていますよね。クラスでゲーム持っていないのは1人か2人くらい。恐ろしいっていうか、平和っていうか…すごい時代です。

で、多くの親は(しっかりしていると感じる親ほど) ゲームは買い与えたくはないと思って与えないでいるのですが、周りの子がみんな持っていて我が子だけが持っていないのが不憫になり、買ってあげることになります。そこからのゲームとの戦いの話は、途絶えることはありませんね。


うちも、いつかブーニンが「うちにもゲーム買ってよぉ〜〜」と泣きついてきたら、その時は私も覚悟を決めなきゃいけないかな、と考えています。


ところが、今の所、ブーニンからも他の兄弟からも一度も

「ゲームが欲しい」と言われたことがないのです。

「一度も」です。


時々ママさん友達に驚かれる(私が頑なにゲームを与えていないと思っている方もいたりするので、実はまだリクエストされないの、と言うとびっくりされます)ので、確かにゲームをリクエストされないのは不思議だな、と理由を考えてみたら、3つ程ありました。


考えられる一つ目は、「他に夢中になる事が沢山ある」です。これまでのブログでもブーニンの凝り性な性格については何度か触れてきましたが、ただでさえ凝り性で、自分で何か(レゴや工作)を作るのが大好きな子。いくら時間があっても暇になる事は絶対にないのに、それに加えてピアノ(毎日30-40分の練習) やサッカー(週に4日やっていたが、通塾後は1日) や勉強などが入るので、ゲームがあってもやる時間ない可能性を子供が自覚しているのかも。それでも比較的時間がある時に、ゲームを何時間もかけて自分で作って遊ぶことも沢山ありました。

そのゲームを、弟や友達がまた遊んでくれて

「面白さでは☆5つ! だけど、作りが雑だから、☆3つかな。」とかコメントしてくれるので、作り甲斐があるのかもしれません。


2つ目は、兄弟で、とても仲が良い事です。

家にいて、暇さえあれば、良く遊びます。時には、ブーニンの友達に紛れて弟も一緒に、弟の友達に紛れてブーニンも一緒に外で遊びます。割とうちの子たちは、公園で野球やサッカーをして遊ぶのが多いみたいですが、時々、友達の家でwii?とかやるみたいです。

もし我が家が独りっ子だったら、もっと「友達とゲーム」の時間を欲しがるかもしれません。


3つめですが、以前(2年ほど前)、私のiPadに何種類かのゲームを入れていた事があり、弟が「中毒」になりかけた事があるのです。

私が「中毒」と呼んでいるだけで、医学的なものではないのですが、私が定義づける中毒とは、例えば

「30分までという約束を守れない」

「どうしても辞められない」

「無理やり辞めさせると、パニックで暴れる」

「他のやらなければならない事が出来ず、無気力状態」

などなど、です。私もその時期は、注意するのにも、口論するのにも、ヘトヘトでした。


毎日やらないとダメだったゲームも、不思議と2-3日ゲームをさせないと、弟くんも落ち着いてきたので、冷静に話が出来る段階で、私は子供たちに「ゲームの怖さ」について、実例を沢山あげて説明しました。


「中毒って知ってる? 無いと禁断症状が出て、落ち着かなくなってしまったり、パニックになったり、暴れたりしちゃうの。タバコなんかは良い例なんだけど、身体に良くないから辞めようとしても、中毒になってて辞められない大人がごまんといるよ。」


「えー!!大人なのに??」


「そうだよ。もっと怖いので、覚醒剤っていう恐ろしい薬があるんだけど、それの中毒になると、顔つきまで変わって、こーんな顔になったり(デレ〜と覇気の無い顔)、こーんな顔になったり(白目をむく)、行動まで変になるらしいよ。」


「ギャー😱こえー!何で、そんなさ、怖い薬使う人がいるの?」


「それを体に入れると、気持ちよ〜くなるんだって。それから寝なくてもずっと働けたり、勉強に集中できたり、パワーが出てくるんだって。」


「すげー、魔法の薬じゃん!」


「でも、その代わり、その薬が切れると、大変よ! こーんな顔😱になって、手とかブルブル震え出して『くすりくれー、誰かぁ〜うぉー!』ってなっちゃうんだよ。(←ドラマの見過ぎ?^_^;) だから法律で禁じられてるの。使ったら逮捕だよ。それでも欲しい?」


「やだやだやだ、いらねー。」


「ゲームだってさ、そうでしょ? やってる時はすごい楽しいかもしれないけど、辞められないでしょ?またやりたくなっちゃうでしょ?やれないと、暴れちゃうくらい、パニックでしょ? それは、中毒ってやつだよ。」


「そっか、じゃあオレ、中毒だったんだ。」と弟。


それから、友達でゲームしてる子の事が気になった2人に、また色々話しました。


「中毒になりにくい子もいる。ちゃんと1日少しだけ、とか約束まもって。でも、男の子は中毒なりやすいんだよ。」


「🅰君家では、毎日ゲームの取り合いで兄弟ゲンカでさ、お母さんが耐えられず、ついに売っちゃって、もうDS無いんだって。」


「🅱君家では、この前、親子で大大大バトルして、1ヶ月禁止だって言ってたし。」


「Cちゃんのお兄ちゃんは、ゲーム中毒で受験失敗したらしいし」


「Dちゃんの友達のお母さんは、怒りまくって、ゲーム機、壊したらしいよ。」


「もっと怖いのは、この前のニュース! 高校生の男の子、母親にゲーム取り上げられて、怒って暴れて、どうしたと思う?」


「えー、なになに?」


「殺しちゃったんだよ。お母さんのこと。」


「うそー!!」


こんな感じで、会話がどんどん進化し^_^; 終わった頃にはすっかり、ゲーム中毒が怖くなってしまったブーニンたちでした。


長くなってしまいましたが、そんなこんなで、今のところ、ゲーム無くても、我が家の子たちは、友達に外される事なく、平和にやっています。

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