母 塾で泣く
先日、4月から大規模校舎で始まる「難関校研究講座」とやらの説明会に1人で行ってきました。
始まる20分前から、今年度受験した子達の、ドキュメンタリー映像を放映するとの事で、「オンザロード」に行かれなかった(満席で´д` ;) 私としては、とても楽しみにして行きました。
実際に今年難関校を受験した6年生を密着したその映像は、もうね、緊張感がバシバシ伝わってきてですね、
春から夏、冬、直前期の映像になるにつれて、こちらの心臓まで ドクドク ドクドク…
で、いくつかの超難関校での合格発表現場までカメラ回してるんですね。。なんなんですか、もぉ!あんな感動の瞬間見たら、もらい泣きしちゃうじゃないですか!!
これ、説明会の前に、保護者を泣かせる気ですかね。
絶対そうですよね??
あれと一緒ですよね。披露宴の最後に、花嫁さんが
泣きながら
「お父さん、お母さん、今まで私を育ててくれてありがとう…」
ってやるのと同じですよねー^_^;
私は、多分「日本一」涙腺がゆるい女なんで、
まんまと、主催者の思う壺にはまり、涙がポロポロ…。
でも途中まで
「こんな知らない日能研の大きな校舎で、絶対泣くもんか! 」
と、一生懸命に、お笑いギャグとか、最近あった爆笑ネタを思い出して、涙が出ないようにしていたんですが、
徐々に、周りの保護者が目頭押さえたり、鼻水すすってたり、男のくせに?泣いてる父親なんかもいて^_^;
「え、みんな、日能研で泣いちゃうの?大人だけど塾で泣いちゃっていいんですか? いいんですね?本当にいいんですね? 」
と思った瞬間、我慢していた涙が、どっと出てきてしまいました。。はぁ、やられましたわ…^_^;
そして、見終わった後はね、強く思ったんですよ。
「ぜーったいに、ブーニンを 第一志望校に受からせてあげたい!! こんな風に、受からせてあげたい!!」
って。
(はい、これもまさに、主催者の思う壺ですよね〜〜)
で、まだ涙も乾ききらないうちに、説明会が始まりました^_^;
初っ端、私が100%支持したくなった発言を、ある先生が言いました。
「難関校とは何か?と聞かれたら私は
世の為、人の為になる人材を育ててくれる学校
と答えています。」
と…。ドキッとしました。
だって、これ、まさに私の子育ての核となるものだし、今まで何度もブーニンの子育てに悩んだ時
「どうすれば、ブーニンの長所を、世の為、人の為に生かす事が出来るだろう? どうしたら、世の中で輝けるだろう?」
と自問しながら、私は子育てしてきたんです!
だから、志望校を選ぶ時も、きっと私は
「東大に何人入るか」というよりも、そういう視点でブーニンと選びたいと思っているのです。
いくつか学校の名前を挙げながら、何人かの先生が、この講座の中身や、利点について説明がありましたが、この講座を受ける事で、即成績が上がるというような即効性はないけれど、本気で難関校に向きあう6年生になった頃、この講座の効果がじわりじわりと現れます、とおっしゃっていました。時間がある5年のうちに、仲間と共にじっくりと問題に向き合うそうです。
内容を聞いて、ブーニンは多分、この講座を楽しんで受けるだろうな、と思いました。(人によっては、じれったい部分に嫌気を差して、辞めたいという子もいるそうです。) ブーニンには、仲間の意見を聞いて、沢山の事を吸収してきてほしいです。