勝ちにいくやり方で

ブーニンが現在挑戦中のピアノコンクールについてですが、先日、予想をはるかに上回る本番の演奏をやってのけました。ブーニン人生のツキを全て使い果たしてしまったのではないか、というくらい、快進撃を続けています。ミラクルながらも今回の勝負に勝たせてもらいましたので、また次の戦いが続きます。「最後のコンクール」といいながら、なかなか戦いが終われない状態です。早く終わって欲しいような、終わって欲しくないような、そんな日々を過ごしています。


時々、ブログ村の中学受験関連の記事を拝見して、「ピアノやってる子の率、高いなー!」とつくづく思います。コンクールに出られている方がどれくらいかはわかりませんが、

ピアノを実際に習われている方が、もし私のブログを見ていたら、「そんな毎日の練習量が少なくて、コンクールで入賞なんて出来るはずない!」って思ってるのではないか、とふと思いました。(私も少し前までそう思っていた1人ですから^_^;)もしかしたら、「ウソだ!」って思われている方もいるかも(・・?)


そこで、今回は我が家のコンクールへ向けての取り組みをご紹介します。


中学受験とピアノを両立するのは、とても大変です。とにかく時間がないのです。

普通なら、ピアノの教本は最低でも3冊(ソナチネやソナタ、インベンション系、指練習系など)、音楽の方に進もうと考えている方は7ー8冊はやっています。ブーニンも普段は3冊の教本を先生に見ていただいています。これらを進めるためには、毎日1時間程、練習が必要です。しかし、ブーニンには夕方の貴重な時間から1時間はキツイので、時間で区切ります。30分から40分で、出来るところまでやります。そうすると、毎週2冊くらいしか先生に見せられる状態に仕上がらず、2冊だけ見てもらいます。(柔軟に対応して下さる先生に感謝です(^-^)


そして、コンクール前は特別バージョンに変わります。

半年間、コンクールの課題曲「しか」やりません!

ひたすら、半年間、毎日それだけです。

毎日30分の練習でも、1曲あたり5分以内の曲ですから、

1ヶ月もすれば、だいたい綺麗に弾けるようになっているのを、さらにさらにミスを減らし、細かいところまで「完璧」を目指し、同時に「音楽性」を高めます。最後の最後は、姿勢から、視線の先から、力の抜き加減から、お辞儀のチェックから、総点検です。


これを中学受験に例えるなら、ドリルや問題集など、全て放り投げ、最後にひたすら志望校の過去問を解きまくる!感じです。何度も何度も出来るようになるまで。

(昨年の人気ブログで、これに近い方法で麻布に合格された方がいましたね(^-^)実はあのブログ大好きでした)


「勉強全般を伸ばす」というより「志望校に合格する」勉強です。

「ピアノ全般で上達させる」のではなく、「コンクールで勝ちに行く」練習です。


まあ、長所もあり、短所もある練習方法ですが、ブーニンはこの半年間、そういうやり方でなんとか結果につなげる事が出来ました。挑戦するだけでも努力する過程にも、勿論意義はあるのですが、やはり誰だって参加する以上、結果も欲しいもの…(^-^)

そして、振り返ると、結果だけでなく、ピアノの技術や精神力も同時に鍛えられているんですよね。


(えっと、あくまでもブーニンがたまたまこのやり方でうまくいっただけで、このやり方で誰でも結果が出せるという訳ではないので、あしからず。。先生の指導力、本人の感性、運など、色々あると思います(^-^))


でも、このコンクールが終わったら、「ただただピアノを楽しむ」という練習に切り替えて、残りの受験生活を過ごさせたいと思います(^-^)


あ、勉強もマイペースにしてますよ!

学校が始まってから、登校前ギリギリに起きるため、朝勉は今のところ「0」になっていますが´д` ;、夜勉は1時間半やっています。。

もうすぐ5年。考えているのは、朝勉を30分、夜勉を2時間。これで難関校合格って難しいでしょうか。様子を見ながら頑張りたいと思います。

×

非ログインユーザーとして返信する